防災豆知識 & Topics
非常食は何kcal分必要?備蓄時に知っておきたい食事量の目安
災害時の食事量を考える目安
非常食は「何食分」だけでなく
「何kcal分」備えるかも大切です
災害時の食事は、空腹を満たすだけでなく、避難生活を乗り切るための体力を支える役割があります。 非常食を備えるときは、1日3食分あるかだけでなく、1人1日あたりに必要なエネルギー量も目安にしておくと安心です。
まず知っておきたい備蓄量の考え方
成人の場合、1人1日あたりのエネルギー量はおおよそ2,000~2,700kcal前後が目安になります。 1日3食で考えると、1食あたり約650~900kcal前後をひとつの目安として考えることができます。
1日分
約2,000~2,700kcal
3日分
約6,000~8,100kcal
7日分
約14,000~18,900kcal
あなたの備蓄シーンに近いものを選んでください
家庭・会社・施設など、備蓄する場所や人数によって必要量の考え方は変わります。 近い条件を選ぶと、備蓄量の目安と選び方のポイントを確認できます。
下のボタンをクリックすると、備蓄量の目安が表示されます。
一般家庭の場合
家族の人数 × 1日分のkcal × 備蓄日数で考えます
成人を中心に考える場合、1人1日あたり約2,000~2,700kcalが目安です。 4人家族で3日分を備える場合は、約24,000~32,400kcal分を目安に、主食・副食・水・甘いものを組み合わせて備えましょう。
- 主食:アルファ化米、保存ご飯、保存パンなど
- 副食:レトルトおかず、汁物、スープなど
- 補食:ビスケット、クッキー、甘いものなど
- 水:飲用・調理用として保存水も一緒に備蓄
オフィス・事業所の場合
従業員数が多い場合は、配布しやすさと管理しやすさも重要です
成人を中心に備える場合、1人1日あたり約2,000~2,700kcalが目安です。 従業員50人分を3日間備える場合は、約300,000~405,000kcal分が目安になります。
- 個食タイプやセット商品は配布しやすい
- 部署・フロア・拠点ごとに保管すると管理しやすい
- 主食だけでなく、水・副食・甘いものも組み合わせる
- 人数が多い場合は見積り相談がおすすめ
高齢者施設の場合
必要量だけでなく、食べやすさ・飲み込みやすさも確認しましょう
高齢者の備蓄では、カロリー量だけでなく、食べやすさ、水分補給、普段の食事形態に近いかどうかも大切です。 おかゆ・やわらかい食品・汁物などを組み合わせると、非常時にも食べやすい備えになります。
- やわらかい主食やおかゆタイプを検討
- スープ・汁物で水分と食べやすさを補う
- 個別対応が必要な方の食事も事前に確認
- 施設単位では数量・賞味期限管理も重要
自治会・集合住宅の場合
人数分をまとめて備える場合は、配布・保管・期限管理まで考えましょう
自治会やマンション備蓄では、幅広い年齢の方が利用する可能性があります。 主食・保存水・副食に加えて、子どもや高齢者でも食べやすい食品を一部含めておくと安心です。
- 世帯数・想定人数・備蓄日数から必要量を確認
- 配布しやすい個包装・セット品が便利
- 保管場所ごとに数量と賞味期限を管理
- 更新時期を決めて、定期的に入れ替える
1人1日あたりの必要エネルギー量の目安
下記は、厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」の推定エネルギー必要量をもとにした目安です。 実際に必要な量は、年齢・性別・体格・活動量などによって異なります。
低い
生活の大部分を座って過ごす方の目安です。
ふつう
日常生活である程度の移動や家事・仕事を行う方の目安です。
高い
移動や作業など、身体を動かす機会が多い方の目安です。
| 年齢 | 男性 | 女性 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 低い | ふつう | 高い | 低い | ふつう | 高い | |
| 18~29歳 | 2,250 | 2,600 | 3,000 | 1,700 | 1,950 | 2,250 |
| 30~49歳 | 2,350 | 2,750 | 3,150 | 1,750 | 2,050 | 2,350 |
| 50~64歳 | 2,250 | 2,650 | 3,000 | 1,700 | 1,950 | 2,250 |
| 65~74歳 | 2,100 | 2,350 | 2,650 | 1,650 | 1,850 | 2,050 |
| 75歳以上 | 1,850 | 2,250 | — | 1,450 | 1,750 | — |
※単位:kcal/日。75歳以上の「高い」は表内で設定なし。妊婦は初期+50kcal、中期+250kcal、後期+450kcal、授乳婦は+350kcalが目安です。
カロリーだけでなく「食事内容の組み合わせ」も大切です
必要なエネルギー量を確認したら、次は何を組み合わせて備えるかを考えましょう。 主食だけに偏ると、味の変化が少なく、避難生活の中で食べ続けにくい場合があります。
エネルギーを確保
アルファ化米、保存ご飯、保存パンなど、1食の中心になる食品です。
食べやすさを補う
おかず、スープ、汁物などを組み合わせると、食事として満足感が出ます。
飲用・調理用に必要
飲むだけでなく、非常食の調理にも水が必要な場合があります。
気持ちを支える備え
ビスケットや甘いものは、小腹満たしや気分転換にも役立ちます。
必要量が分かったら、備蓄する食品を選びましょう
大安心.comでは、主食・副食・保存水・甘いもの・セット商品など、備蓄シーンに合わせて選べる非常食を取り扱っています。 人数分をまとめて備えたい場合や、法人・自治会・施設での備蓄は、お見積りのご相談も承ります。
参考:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書
※本ページの数値は、非常食の備蓄量を考えるための目安です。実際に必要な量は、年齢・性別・体格・活動量・健康状態などにより異なります。
- 2026.06.03
- 15:10
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